日本 英国と将来の戦闘機製造に関する提携を発表

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 日本は英国と将来にわたって戦闘機を共同開発していく契約を結んだが、防衛省は引き続き他の国とも契約締結に向けて交渉をするということを発表した。
3月16日の報道によると、日本の防衛装備庁は英国防衛省と将来の戦闘機製造技術に関する情報の交換と共同開発の可能性について合意した。
 この合意は、他の国々と同様の契約を締結することを妨げない。
 日本の防衛省は、将来の戦闘機製造技術進歩に関する国際提携についても、他国と活発に意見を交わしていきたいという意向を示している。
日本と英国は、戦闘機技術のパートナーシップに関して数年にわたって付かず離れずの関係を続けてきた。2011年には、英国を含む数カ国からタイフーンという戦闘機を購入することが検討されたが、最終的には日本の航空自衛隊はF-35Aを導入することを決定した。
 さらに去年の10月、英国空軍は航空自衛隊によるボーイングのF-15Jと三菱のF-2Sの訓練に参加するため、4台のタイフーンを日本に配備した。
 日本と英国のこの契約は、英国政府がTF-X戦闘機の共同開発をするために、トルコ政府との1.25億ドル規模の提携を発表してから、わずか2カ月後に締結されたことになる。